10月22日の新聞には、
日本の医療機関には製薬業界から昨年4700億円の資金提供がされている事。
中でも研究開発費が最も多く2438億円。その4分の3は、薬の承認を
得るために行う治験などの臨床試験費だった。大学などの研究機関に
国など公の資金提供が乏しく、製薬企業に依存していることが載せられていました。
上記に関しては先に記事にしました。(5月23日ディオバンの記事)
10月22日の夜、(正確には23日の早朝)
NHKスペシャル「終わりなき被爆との戦い」~被爆者と医師の68年~
の再放送を初めて見ました。
(ネット上に情報があると思います。お調べ下さい。)
原爆投下による被爆。投下直後の多数の被害者。
10年後には、生き残っていた人々が白血病で亡くなり
(広島平和記念公園の像になっている被爆者の少女等)
白血病は、25年で減少収束していると思われていた。
しかし、さらに40年以上経過して第二の白血病と呼ばれる骨髄異形成症候群(MDS)の患者が増えていると言う。
爆心地からの距離が短く、浴びた線量の多い程発症率が高くなるとも言われている。
MDSで5年前に亡くなった女性患者は、「原子爆弾が私の身体の中にいる」とその異変を語っていた。
ある医師は、「1回の時限爆弾なら良いが、2つ目、3つ目の時限爆弾がある。
それをどう乗り越えて行くのか心の不安はしっかり我々が受け止めなければ
ならない」と現役引退後も昔からの患者を訪れている。
人の細胞に放射線を浴びせると細胞死亡と呼ばれるアポトーシス(apoptosis)が
発生する。最近の研究でアポトーシスは染色体の傷に原因があると判った。
広島大学病院、長崎大学、放射線医学研究所でもアポトーシスに関する研究が
行われている。染色体分析の最先端情報からアポトーシスを抑制する効果の
あるものを調べる研究等など。
米国円形脱毛症基金NAAFのホームページには、エキシマレーザーを用いた
治療の為の臨床治験をある会社と共同で行っているとあります。上手く行けば、
FDAの円形脱毛症認可治療の第1号となる可能性もあるとも述べています。
日本のある病院は、円形脱毛症のエキシマによる臨床治験についてPUB MEDで
エキシマ治療は(免疫細胞)T細胞の死アポトーシスapoptosisを導くことのできる
安全な治療として報告しています。(2010年2013年。)
アポトーシス?
現在、様々に議論され、積極的に使われている言葉。
傷の修正を行っていた細胞が修正しきれずに自ら死ぬ。積極的死。
突然変異や障害を負って異常となった細胞を排除する生体防御の意味も含む。
円形脱毛症においてのエキシマ治療。素人の私には、単に強い光で免疫を
壊しているだけにしか見えないのですが・・・。免疫細胞をアポトーシスさせる?
短期の効果はあるかもしれませんが、長期の身体への影響をどのように見るのか?
現在、なぜ認可されていないのか?
原爆症では、アポトーシスを抑制するものを探している。
医療機器の会社と円形脱毛症基金や研究機関の連携?それがもたらすものが何か?
しばらく、眺めてみましょう。

