今年、10月10日、水銀に関する水俣条約が締結された。
私達の現代生活に、あまり関係ない事のように思いますか?
世界で初めて、水銀による公害というものが理解されたのが水俣病です。
それまで、水銀が毒性を持つなどとは思われてはいませんでした。
水俣で魚を食べた人々が、神経の侵される病気になった。
原因物質が判らないと漁獲制限も工場排水制限も行われず患者は増え続けた。
工場排水による有機水銀中毒が疑われたが、工場、学者、政府、行政が
原因を隠し、有効な対策を取らなかった。
とても長い時間を経て、患者認定や補償が行われたが、重症患者だけの認定。
全面解決したかのような報道が何度かされていますが、今でも問題は残っています。
◆水俣湾底質中に今も残る水銀
1974-90年までに行われた修復事業で、高濃度の水銀を含む底質は除去された。しかし、その後、残留する水銀の調査はほとんど行われていない。
ある調査によると、水俣湾底質に約700kgの水銀が残留している事が示唆されている。
◆埋め立てた水銀ヘドロと海水は、鉄の仕切りで遮蔽されていると言う。しかし、
鉄の仕切りは50年しかもたないそうだ。
◆患者の症状も改善されてません。水銀はかなりの部分排泄されたはずですが・・。
2011年に起きた原発事故による問題も似通っています。
企業、国や行政、学者は、問題を隠し、過小評価し解決したかのように扱う。
大きな問題を直接関係ない人々は見ないふりをする。
しかしすべての人に大いに関係しています。
円形脱毛症で訴えていることは、毛髪が抜ける事は、身体にとっては、大切なこと。
必要な事であって、それを恐れるべきでない。その原因は何か?よく考えるべきこと。
水俣病でも、毛髪から水銀が出て行き脱毛したようです。新潟では、水俣のデーターにより毛髪中の水銀量を基準に出産制限が行われ、胎児性水俣病患者が発生しなかったそうだ。
毛髪は、頭を紫外線や外部からの圧力から守る以上に、排泄と言う大きな機能があります。円形脱毛症の脱毛の際もいつの間にか体に入ってしまった危険物の
排泄が行われていると考えられます。排泄が終われば、元の髪が生える。
不要な薬剤を更に入れない!危険な治療をしないことが大切だと考えられます。
現在行われている学会でB評価の治療は、ステロイド局注と局所免疫療法。
(局所免疫療法とは、SADBEやDPCPを使う治療です。A評価の治療は無い。)
排泄と言う観点で見れば、ステロイドは、基本、初期の段階でかなりの部分が
排泄される。しかし、微量でも私達の身体に大いに影響があるとみられる。
以前記事にした報告によるとDPCPの治療では、DPCPが、尿や血清中に、
排泄されている様に見られないとありました。それでも体中に広がると。
アメリカ全土で適用されていないと叫ばれている局所免疫療法。
リンパの腫れや白斑の副作用がある。ある期間を経ると効果がなくなると
言われている。人の身体に入れる為のチェックがされていない工業用の薬剤。
髪の毛が一時的に生える確率は少し高いようだが、この様な治療が
なぜ推奨され当たり前の様にどこででも行われているのでしょうか?
理解に苦しむのですが!
リンパが腫れる危険な物なのに、排泄が行われていない?
なぜ?そんな治療を望むのでしょうか?
昨日の国際会議で締結された「水銀に関する水俣条約」
水俣の様な水銀による被害が出ない様にと世界の国々が締結した。
それでも、次々と私達の周りには危険な物質が存在します。せめて、私達が
理解できているものだけは、身体に入れない工夫をして行きたいと思います。