治療しないと決めたのは、その治療方法が危険だと感じたから。
直感的にですが、治療が逆に作用していると感じたから。
ただの母親の意見です。専門知識のあるものではありません。
一番欲しい「治療しない」のが、「BEST」と言っているものはないのか?
それに近いものが、見つかりました。見つけたものは権威ある組織のもの!
論文で、BADの皮膚科医のための円形脱毛症AA治療ガイドラインです。
(英国皮膚科医協会 British Association of Dermatologistsによるもの。)
(2003年のものです。が、2007年の専門資料にこちらが引用されていました。)
そこでは、円形脱毛症AAを「治療しない」ままにしておくのは、多くの
患者にとって筋の通った選択肢の一つと述べられています。
この論文の初めにに何度か出てくる言葉は、「このガイドラインは、現時点で
証明されたものをベースにしたもので、将来の研究によって、変更されることを望む。」
「このガイドラインに固執しすぎるのも怠慢という批判から守られるものでもないし
逸脱するのも不注意と見なされる必要もない。」
今の時点では、安全だと確証された治療法はない。それで、治療しないという
選択肢も筋の通ったものといえる。しかしいろんな状況の方々がいるので
場合によっては、このガイドラインにとらわれる必要はない。そして、
新たな治療法の登場を望むものと思いました。
治療法では、最初に説明があり、様々な治療法について取り上げられています。
・その一番が、「治療をしない(No treatment)」です。
・推薦する度合いと実証度としてABCDとTUVのランクがついています。
・最後にウィッグが取り上げられています。女性の広範囲の脱毛の場合
最適な治療法として挙げられています。
NHS(英国の健康保険組織)からのウィッグの補助金の提供と無料のウィッグについても。
◆Manegement
円形脱毛症AAの最も考慮すべきことは、大きな心理的影響は、あるが
危険でしかも有効性が証明されてない治療を正当化するほど健康面では
大きな影響がないことである。加えて、多くの患者は、すべてとは言わないが
自然に髪の毛が生えてくるのである。
◆Counselling
円形脱毛症AAについての説明をすることが大切。
・その病気の性質や辿るコース、適用できる治療法についてを話し合いを
含めての説明することが重要。
・ある患者は、円脱に悩まされて心理的サポートを求める。他の患者や
サポートグループと 連絡することで調整できるように助けることもできる。
・AAを活発に治療するという決定は軽々しくするべきものでない。
治療は心地よいものではない。時間がかかり、有毒である可能性もある。
ある患者は初め治療に成功しその後或いは 途中で再発すると克服する
ことを難しく感じたりする。再発の可能性は、あらかじめ伝えておく必要がある。
この様な考慮は、子供の場合に特に必要である。社会的に混乱し、
脱毛に注意が向けられる。このことは、活発な治療によるものかもしれない。
可能性ある利点に注意深く重点を置くべきである。
また他方で、ある患者は、何であれ試みられることに感謝する。
たとえそれが効かなくても。
◆Treatment(治療法)
・沢山の治療法は円形脱毛AAの毛を生えさせる。しかし、どれもこの
病気の経過(course)を変えることはできない。自然な(症状の)退行
(remission)が高い割合で 起きることは、その効き目を測ることを難しくする。
特に、軽度の場合は。
・ある治験は自然な(症状の)退行(remission)の期待されない重症のAAに限って行われた。
しかしすべての治療に反発する傾向にあったこの失敗は軽度の円形脱毛症への
有効性を除外するものではない。
・無作為の管理された治験は未だ殆んどない。局所免疫療法を除いては、
長期に渡る結果が、ほとんど発表されていない。
(この後に各治療法について詳しく記載があります。)
○No treatment
○Corticosteroids(ステロイド療法3種類に分類)
○局所免疫療法
○Phototherapy and photochemotherapy(紫外線療法など)
○Minoxdil
○Dithranol(アンスラリン等)
○Miscellaneous
○Wigs(ウィッグ)

