昨年末から、ネット上をにぎわした記事があります!
関節リウマチ治療薬の副作用調査の評価をした日本リウマチ学会に
ついてのものです。
2007年11月日本リウマチ学会は、アメリカのリウマチ学会で
日本で開発した「リウマチ薬エンブレルの安全性は高い」との
中間解析結果を発表し、「製薬会社ワイスとの利益相反関係はない」と
報告。
その後金銭授受があったとの情報でアメリカから確認を求められた。
が、利益相反を認めなかった。
学会を経由しての支払いと金額的に少ないことからとの理由で。
この薬は、死亡例が約2年間で84例あり1万人以上の使用者の
31%が、何らかの副作用を訴えた。
アメリカでは、ある事件の後、利益相反についてのルール作りが進んだ。
日本では、この点が遅れている。医薬品の開発には産学連携が、
行われている。大学の研究や学会の開催に企業からの資金が
欠かせない。法人化された国立大学の研究費も毎年1%削減されている。
金銭の授受が悪いのではなく、関係する相互についての透明性が必要。
利益相反のルール作りが早急に必要だ。
この記事でも、最近のタミフルの時に問題になったのも、薬の認可にかかわる人
と製薬会社との関係。国からの潤沢な研究費が提供されているなら必要のない
製薬会社との金銭的な関係。
国からの研究費は、どんどん少なくなっている現状。
難しいことは、ともかくとして、薬に対する見方をきちんんと持っていなければ
なりません。薬の認可や使用も私達の知らないお金の授受が関係していること。
円形脱毛症についても危険な治療が当たり前のように行われています。
偶然読んだ本の中に、日本の円形脱毛症治療に使われているセファランチンが、
出てきました。
時の宰相が、結核になった娘に新薬セファランチンを使いたいと申し出る。
「モルモットの実験では、成功したそうだ。M博士は、それを注射すれば助かる
かもしれないと言う・・・」それを娘は拒否しているが、
父親は、娘の信頼している人に問う。
「娘さんを薬の実験台にするのですか」
でも「親としてしてやりたいことを阻止できない。」との答えに、
セファランチンの注射が打たれた。その反応は激しいものだったが、
娘は亡くなってしまう。
この当時の薬の認可はどの様だったのでしょう?新薬です!当時の認可に
関わっていた人の話を「風邪薬は使いますか?ー」の記事に書きました。
その人は、刺激療法でしかないと思っていたが、ある時、
結核の治療薬と認可されたことを知る。
そんな時には、どんな力が働いたのでしょう?
今回のリウマチ治療薬の問題も、一つの例でしかありません。

