円形脱毛症について、アトピーの体質だからと言われることがあります。
アトピー素因がある?
親に湿疹、花粉症や鼻炎などがある時そのように言われます。
しかし、円形脱毛症は、本当に体質の問題なのでしょうか?
遺伝子の問題とも言われます。第何番目の染色体に問題が・・・と。
そうでしょうか?
遺伝的なもの、その人の体質だからと個人の責任に帰属させようとする力を感じます。
本当の原因は、明らかにしたくないとの力が働いているのでは?
アトピー体質の人が円形脱毛症になるのではなく、治療に使うステロイドが、
円形脱毛の原因なのではないか?
アトピー治療のステロイド。疑問に思った人は、ステロイド離脱し、食生活を
改善することにより、アトピーの症状を改善、完治しています。
ずるずると使った場合に次々と新しい病気が続きます。
遺伝的なもの、体質ではないことは、明らかです。
家族であれば、食生活も同じですし、薬を多用する家庭もあります。
そんな生活習慣が影響しているのではないかと考えています。
一番に考えられるのがステロイドホルモン剤の影響です。
幼い子の場合親の不妊治療などのホルモン剤の使用。
出産時、陣痛促進剤などは、いつの間にか使われています。それもホルモン剤。
牛、豚、鳥などの飼料にもホルモン剤が加えられていたり。形は様々でも、
ホルモン剤が多用されている現代生活が。
環境ホルモンと言うものもあります。
専門的知識のない個人的な考えですが、様々な方の経緯を見て統計的に
見た感想です。食生活の問題→アトピー→喘息→花粉症→円形脱毛症→
鬱病→大腿骨骨頭壊死→膠原病などなど。
その出方、順序は様々ですが。
その間に介在するステロイドホルモン剤が、関係あるのでは?と、感じさせる
そんな例が多いと思います。
動物性たんぱく質や脂肪を多く採る事が良いことのように思われていました。
昔の日本人のお米中心の食生活とは変わってきていました。幼い子の顔に湿疹が、
出た時、あなたならどちらを選ぶでしょうか?
A:「赤ちゃんはそんな事よくあるのよ!」と受け止める。
B:皮膚科に駆け込みステロイド剤をもらって、一生懸命に擦り込む。
Aを選ぶかBを選ぶかでその後は大きく変わるのではないでしょうか?
今は、アトピー治療に使うステロイドも昔より注意して提供されていますが、
20年前には、大変なことが起きていました。沢山の人々がその影響で
皮膚が硬くなったり赤いままになってたり、白内障や、失明も起きていました。
脱毛!や高血圧!も
失神しそうな痒みが、絶えることなく続いたとも。
ある人は、ステロイド被害を裁判に訴えて、其の経緯を本に著しておられます。
20年以上前の事ですが、
ステロイドを使うかもしれない状況にある時、
その被害について知ることは絶対に必要なことだと思います。ある程度の知識は
有りましたが、私もその被害のすさまじさに驚きました。
著者は、19才の春に顔面に湿疹ができてA総合病院に行き10ヶ月の間
リンデロンVG膏(5グラム入り8本)を両頬に塗布。40g。その病院で
週に1回治療に当たっていた女医が副作用の発症に気づき、
事実を告げられぬまま通院を止めることになる。
顔面の色素沈着、肥厚、毛細血管拡張などの副作用が一進一退して
1年後、近所の開業医に通院。ラベルを剥ぎ取ったチューブ入り軟膏を
「安全ですから」との言葉を信じて1年半両頬に塗り続けた。
それは、計160gの別メーカーのステロイド軟膏であった。
(プレドニゾン9本、ロコイドクリーム16本フルコート5本)
「ステロイドであったことが判明し軟膏をやめたとたん、
「私はケイレンし、失神した。」「毎日顔を掻きむしって血膿まみれになり、
私はのたうちまわり、もだえ泣く。」「白内障で数年内に失明とも言われ、つ
いに自殺をはかるが、未遂に終わった。」
いわゆるリバウンド現象が起きたのですが、
この方は、「顔がつぶれた」と言っておられます。
当時はわざわざ、顔を見に自宅に押しかけた人もいたそうです。
その状態は20数年が経過した今は癒えているのか?心配です。
著者には、多くのステロイド被害者から電話がかかったそうです。手紙も届いた。
◆全身症状に苦しむ24歳◆
高校卒業と同時に全身に湿疹が出て、6年間、毎日全身にステロイドを塗った。
片目は失明。残る片目も緑内障で視野狭さく。目を疲れさせないために手紙でなく電話を。
頭髪もほとんど抜けて、かつらを。生理も無い。首のリンパが腫れて数回手術。
1か月に1 回は吐血。胃潰瘍らしい。鼻と耳が溶けて、無い。
このような方もいらっしゃることをまず認識して、落ち着いて考えなければなりません。
この方は、特にひどい例ですが、訴訟にまで持って行けなかったものや
敗訴したもので、著者と変わらない経験をしたが公にならなかった方の
存在が無数にあったことを手紙や電話の例から知ることができました。
この頃は今と違って患者の敗訴が多かった。
(ある人は、2年の調停の後、提訴から1年5ヶ月裁判が始まったばかりであったが、
僅かの金額で和解。8ヶ月のステロイドの内服と塗布で高血圧と関節痛。
寝たきりの生活となり裁判を闘うだけの体力と気力が無くなっていた。
それゆえ判例には残らず、残念に思って、詳細を手紙に。)
煩雑な作業や金銭的負担もありますから訴訟は簡単なものではありません。
良心的で有能な弁護士の存在も不可欠です。また、カルテなどの証拠は、
原告側にはなく、医者同士の身内意識も証言を難しくしていた。
昭和63年3月25日4年5ヶ月の審理を経てステロイド軟膏禍訴訟は、終わった。
和解。慰謝料2病院あわせて500万円。請求額の六分の一。
彼女は、因果関係が認められたことで和解に応じた。その当時の事情で
金額的には低いものの、書籍にすることで「多くの方にステロイドの怖さを
伝える」と言う使命を果たしておられる。
(法律事務所を訪れてから6年以上経過していた。)
ステロイドのこのような作用と被害の多さに、その後は劇薬指定されています。
リバウンド現象などが明確になって、徐々に離脱するなど方法が考慮されています。
リバウンド現象は起きなくても、使ったステロイド剤の副作用はしっかり残ります。
今も、処方する薬について使う側には、きちんと説明がなかったりします。
娘の場合、ステロイドは要らないと伝えましたが、強いものではないと強いランクの
ステロイドが、処方されていました。それが、今の日本の現実です。
インフォームドコンセントはどうなっているのでしょう?
私達もこれらの事例を過去のものとして見るのではなく、
いつ同じ様な事が起きるかわからないと真剣に捕らえる必要がある
と思っています。
最近、円形脱毛症の治療に幼い子供にもステロイド内服が行われている事を
知り驚きました。
インターネットの毎日新聞のニュースでは、厚生労働省が「薬副作用の分析を強化」
との記事が載せられています。発売された医薬品の副作用の原因を分析する
担当者を100人増員今の2倍以上にする。アメリカやEUとの担当者の人数比較も
行われています。
最近のいくつかの薬害の事件が関係しているのでしょう。