久しぶりに、気になる記事を見つけました。
ステロイドに関するものです。
私自身は、このテレビ番組自体を見てないのですが。
日本テレビで、脱ステロイドについての放送があったようです。
脱ステロイドの考えは、ステロイド治療によってアトピー等が悪化する。
ステロイドを徹底的にやめると治癒すると言う考えです。
その番組では、脱ステロイドによって、アトピーが治ったと
いうものだったのでしょう。
日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース!」の番組です。
放送では、肌荒れを体験した20代女性の体験を紹介。
「ステロイド薬の使い過ぎにより体内でステロイドが作られなくなった。」
「再び体内で作られるようになるには、ステロイド薬を断つしかない」
と伝えていたようです。
それに対して日本皮膚科学会などが連名で抗議した。
テレビ局側は、その抗議を全面的に受け入れ謝罪、その番組自体が
伝えていることを全面的に否定しています。
現在主流になっているステロイドと光線療法を使った治療を支持しています。
(まだネット上にはその内容が載せられていると思いますので詳しく
調べてから判断することをお勧めします。)
酷いアトピーで様々に治療し脱ステロイドも何年か行い
上手く行かなかった方のブログを読んでいたことがあります。
彼は、思い切ってステロイドと光線治療の組み合わせに取り組み始めました。
かなり強い治療でしたが、外見的にも改善され症状も弱いものに変化していると
書かれていました。しかし、その方、詳しく述べられたその記録を
掲載することを途中でやめられました。
治療を継続したいなら掲載をやめるように施術者から言われたような?
感覚を持ちましたが詳しくは書かれていませんでした。
ステロイドと言う副腎皮質ホルモンが合成されるようになったその歴史は?
それが皮膚科で使用されるようになったのはいつから?
ほかの治療での使用は?腎臓病?甲状腺の病気?リウマチ?
どの様な病にも使われています。
今回のコロナウイルスの治療にも使われています。
コロナでの一時的な脱毛はステロイドのせいでは?と考えています。
治療が終わってしばらくすると脱毛が治っているという事も
ステロイドが脱毛の原因では?という考えとリンクしています。
ステロイドについては、その人の使用の期間や量から家族歴などにより
アトピーや脱毛症の進行は変化するように思います。
過去の使用歴が少ないなら、アトピーは乾燥を防ぐ白色ワセリン
(その純度の高いサンホワイト)などで処置する。
脱毛については、何もしなくても良い。
我が家の場合、親には何の病歴もなく薬の使用歴もなかったため
子供のアトピーから喘息あるいはアトピーからの花粉症、円形脱毛症への
変化が不思議で、その根本にステロイドがあるのではないかと考えました。
娘の場合、ステロイドなどの治療を行わないことで脱毛症からは解放されています。
私も「ステロイドをやめることで誰でも脱毛症が治るかのように伝えている。」
と非難されたことがあります。
その方は医療や薬学に関係ある家族を持ちご自身も「ステロイドは使うべきでない」
との知識を持っておられました。ステロイドの使用をやめたが、
脱毛症の症状は改善しなかった。
「ステロイドをやめれば、脱毛症が治る様に伝えるのは適切ではない」と。
言っておられました。
現在ウイッグを上手に使って
活発に呼びかけ行動している方ではないかと思っています。
やはり、その方のステロイドの使用量、使用期間、家族の使用履歴によると思います。
円形脱毛症の方でも幼い時から発症した方の場合は家族歴を見ると
親の病気、皮膚の病気や甲状腺の病気いわゆる膠原病の病気などが
とても多いのです。その病気の治療には何が使われて来たのか?
多くがステロイドです。
ステロイドの副作用については、詳しく調べてみると、さらに深刻な症状も
出て来ます。(大腿骨骨頭壊死なども登場します。)
最近でも、リウマチ治療にもステロイドを少量使うことが
述べられているものもありますが、
「ステロイドは少量でも使ってはいけない」と述べている先生もいます。
どの様な治療を選ぶか?とても大切な選択です。
「何もしない」選択もあるはずです。