2008年10月22日

円形脱毛症 本当の治療は自然治癒!Raptiva?

NAAF(アメリカ円形脱毛症基金)のHPに
最新のお知らせ(What's New)が載せられています。
いつからだったか、きちんとチェックしてはないのですが・・・。最近。

NBAバスケットボールの選手でNAAFのスポークスパーソンとして活躍している
チャーリーのプログラムの案内Charlie's Angels
NAAFの大会についてのアンケート
会議に何を求めているか。
◆HR7078自己免疫疾患に関するもの。
◆HR5936円形脱毛患者に対する健康保険の補償に関するもの。
などなどあるわけですが、
治験の案内も一つありました。
(今までこんな形での案内ではなく
多くの大学などの治験の案内が羅列されていたように思うのです。)
特別に一つが意識的に書かれているのではないかと関心を持ちました。
何か希望の持てる治療法なのではないかと!
NAAFの資金援助によるものかもしれません。


全頭汎発性円形脱毛症、びまん性の重度の円形脱毛症
Raptivaの使用を含む研究が行われる。その対象者を募集している。
Northwestern大学によるもの。
・現在全頭汎発性重度びまん性円形脱毛症を罹患している患者
18ー40歳の患者
・少なくとも52週かかる。8回病院への訪問と7回の電話によるインタビュー
対価が支払われる。

Raptivaについての知識が無かったため、検索しました。
乾癬の治療に使われている新しい薬でした。
円形脱毛症の治療の多くは、様々な膠原病で使われていたもの。
その効果は、膠原病でも、確かなものは無いのでは?
しかし、この薬は、新しく認可されたもの。

FDA(アメリカの政府機関)が、最近Raptivaについての警告を発していました。

 米食品医薬品局FDA)は、2008年10月16日、市販後調査の結果に基づいて、
ヒト化抗CD11a(LFA-1a)抗体製剤「Raptiva」(efalizumab)を市販する
Genentech社に対し、黒枠警告追加も含むラベル変更を求めたことを明らかにした。
同時に、リスク評価・軽減策(REMS)の提出患者向け医薬品ガイドの作製
も要求した。


専門的なことは良く解りませんが、「この薬の危険性について更なる警告があった。」
と理解しています。

NAAFも患者の為に立ち上げられた信頼性のある組織ですが、大きな資金を
運用しています。多くの医師や病院、様々な企業、政治家等が、関わっています。
そして、勿論、この病気の原因や治療法を模索しているのも事実です。
様々な側面を持っていると思います。

目を見開いて、見ていかなければなりません。
本当のこととは?
惑わされずに、本質を見て行きましょう。
私達の身体は、ワンダフルな筈ですね。
Our bodies are wonderful, aren't they?


自己の免疫が自分の毛のうを攻撃している。
その始まりは必要からだと思っていますが、いつまでもその状態であるのは、
間違ったことだと思えます。
間違って攻撃しているのなら、「間違っていますよ!」と知らせるのが大切。
少し時間をかけて、それを認識させるなら、免疫は理解し、病気自らが、病気を
offにする
形になる。そんな考えも在ります。
単純な専門知識の無い母親ですが、様々な情報を調べて感じています。
もっと多くの人が完治するのではないか!と。
初期には、自然な発毛があるといわれています。
慌てることなく、危険な治療を避けることが、肝要だと思います。

2008年09月19日

円形脱毛症の治療ガイドラインW(無作為の管理された治験への国際機関の論評ScienceDailyの記事)

      無作為の管理された治験についての論評

  AA円形脱毛症のランダムな管理された治験の調査が行われていました
(これまでは、無作為の管理された治験の論評は、見たことがありませんでしたが、
 期待されていた、より正確な効果を測ることのできる治験についての論評です。)
(もっと早く気付けばよかったのですが、9月16日夜に気付いたので・・・。NAAF
への掲載はいつだったのか把握していません。)

NAAFのHPのトップページにある左の青い四角の一番下Awareness&Eventsを
クリック。Newsの「必読記事」Must Read Articlesをクリックして一番上にある
研究円形脱毛症通常の治療法支持していない」をクリックしましょう。
Science DailyのScience  News がでてきます。左のトップ記事です。
(2008年4月16日付のものです)
(詳しくは、原文からお読みください。専門知識の無い母親の翻訳です。一部削除していましたが
再度掲載しました。)
 


     研究円形脱毛症通常の治療法支持していない
SienceDaily
(2008年4月16日)ー
一般的に”はげる”形で、あなたの髪の毛が束で抜け落ちているなら、
現在行われている研究に対する新しい論評は、残念ながら不快なものとなるかもしれない。  
              
         
alopecia areata 円形脱毛症として知られている病気の患者は、
信頼できる安全で長期の治療法無い”と言うことを理解しなくてはならない。”
と論評の共著者であるオーストラリア タスマニア大学の専任講師で皮膚科医である
Mike Sladden博士は、述べた。

円形脱毛症AAは、アメリカやイギリスでは50人の皮膚科医がいればそのうちの
1人の割合で遭遇する病気だと報告されている。また、ある研究によると1.7%の人が
生涯のいずれかの時に罹患するとも言われています。

病気はしばしば円形の脱毛を起こす。他の毛は残っていても体のある部分の毛が、
抜け落ちる。しかし、或る場合は、すべての髪の毛が抜けたり、身体の全部の毛が
抜けたりもする。

殆んどの患者が、20歳前に、はげている丸い部分が広がることから始まっています。
多くの場合、脱毛は繰り返すものの、その都度良くなっていきます。

研究は、AAは、免疫システム毛嚢を攻撃して起こることを示唆している。
ある場合は、身体的ストレスまたは精神的的ストレスに関係しているが、
その他の場合は、明らかな、きっかけは無い

Sladdenとその同僚たちはAAの17の無作為の管理された治験を調査しました。

この論評は、Cochrane Libraryの最新の刊行物で見ることができる。
医薬研究を評価する国際機関The Cochrane Collaborationの出版物で。
この論評のような系統的な論評とは、話題になっている医療治験の内容と質
両面について考察した後、医療治験について根拠に基づいた結論を導く事です。

研究では、540人の患者を観察したいくつかの治療法の効果を測っており、
局所コルチコステロイドコルチコステロイド内服、局所シクロスポリンによる治療
をも含んでいる。これらの薬は、混乱してカラダを攻撃する免疫システムが
それを止めようとするのを抑えてしまう

研究はジニトロベンゼンコルチコステロイド内用(注射)、dithranol内用を含む
他の治療法をも調査した。

論評によると、どの研究も長期の効果ある発毛を示さなかった。--半分以上の
髪の毛を失うと言う結果もあった。

ランダムにされた治験で、良く評価された治療法殆んど無く参加者の目で見て
成功と言えるもの生活の質(QL)から判断して評価できるものは
何も無いことがわかった。”と論評の著者は述べた。

論評は、11の他の研究も調査するように期待されたが、できなかった。
或る場合、研究者は研究の書類を準備できなかった。またその他の
研究もその時点でまだ発表されていなかった。(not published)

一つの小さな未発表の研究は、玉ねぎジュースを頭に付けて
60人の対象者のほとんど半分で発毛が見られたと言うものであった。
すべてが、軽い病状で頭の四分の一以下の罹患であった。
玉ねぎジュース代替薬として、感染の治療に使われていた。


Sladdenは、髪の毛を失わないようにしたいと言う願い適用できる治療法の
危険性
についてバランスの取れた見方をするべきだと述べた。

”たとえ確証された治療法が無くとも、ある患者は’安全な’治療法を--局所ステロイド
の様な--治療する利点について良い証拠が欠けている場合も--選ぶかもしれない。”
”医師と患者は病状について率直に話し合い治療とそれによって得るかも知れない
見返りについても話し合う必要がある。そして、有害であるかもしれない治療法は、
避ける必要がある。”と、彼は言った。

Wake Forest 大学の皮膚科助教授のAmy McMichael博士は、皮膚と髪の毛に
影響するだけで命には別状ない病気に何十万ドルものお金を使う機関は、無いので、
品質の高い研究は少しも無いと述べた。

それでも、或る場合、適用できる治療の多くが、効くこともある。と彼女は言う。
しかし”誰が治療法に良い反応を示すか、そしてどの位の期間それが
維持できるか予告することはできない”とも述べた。

他の皮膚科医、カリフォルニア州VallejoのPermanence医療グループ
Paradi Mirmirani博士は、”何も効かない”と言う論評の発見や推測に
がっかりするべきではないと言う。

"それら治療が何も果たさないとしても毛が自然に生えてくるかもしれない
のも事実である”と彼女は言った。”しかし、少なくとも医師と話し合ってみるべき
選択できる治療法はある。”

参照:Delamere FM, et al. Interventions for alopecia areata (Review). Cochrane Database of Systematic Reviews 2008, Issue 2.

Center for the Advancement of Health (2008, April 16). Studies Don't Support Common

この記事がどの程度大切な記事であるのか、17のランダムな管理された治験
何処のどのようなものか、きちんと調べてから語らないといけないのではないかと
思います。この論評が、実際にどのような内容を伝えているのか、この新聞の記事
では、明確に判りません。(記事中にラインを2本挿入しました。共著者の言葉が、
判るように。)NAAFが、”必見記事”として掲載していますので、
信頼できるものと見ています。これまで無かったランダムな管理された治験が
行われて
国際的な医療治験を評価する機関が行った論評です。
(取り急ぎ記事にしました。)
Pub Medで、いくつかの最新の研究を見ましたが、その効果の評価に疑問を
抱いていましたので、専門機関の論評貴重なものとして捉えたいと思います。

NAAFHPの改定4月末にあって、治療法についての見解が大きく変化
していると感じました。そのことと関係しているのではないかなと思います。
この記事の日付からも、その様に思えます。
NAAFの治療法についての記述の変更は
円形脱毛症のBESTな治療NAAFとBADの記事からの考察  
に書いています。

無作為の管理された円形脱毛治療研究では、長期の効果ある成果を上げる
ものはなかった
のです。国際的医療治験の評価機関の論評です。

私達が目にするのは、その様なランダムな管理された研究とは程遠いものが
殆んどです。この調査に値しないものばかりです。

誰もが、良くなりたいと思います。しかし、治療を受ける前に良く考えてみましょう
その治療は、効果のあるものですか   長くそれを維持できますか
あなたの身体に将来的に害を与えるものではないですか?

危険な治療をせずに自然発毛を待つこと一番の治療法ではないかと
思います。多くの人々にも知って欲しい内容です。

この内容についてのCochrane Collaborationによるものを見つけました。
次回、円形脱毛症のガイドラインXとして掲載します。