2010年04月27日

SADBEを原薬リストに含めるのは、適切ではない!


先回から引き続いて、SADBEの使用について考えています。
薬品には、様々なランクがあるようです。
原薬リストに含めてよいものかどうかが査定されています。

FDAのこの資料は、1999年のもので、新しいものではありません。
引き続き様々な研究の結果を比較して、次の様な評価がされています。
接触感作剤に関するHDF-540報告
FDA薬品化合物諮問委員会

Assessment1
SADBE特性は、よく理解されいる。少しの水で加水分解する。
ほんの微量の水で反応するので水の存在しない溶媒中で調合する。
不純物が含有されているかは、合成の経路で種々異なる。

調合に使用されているSADBEは、文献で用いられているSADBE
そのレベル不純物含まれ方などで著しく異なっている。このことで、
臨床の適性臨床毒性に違いが生じるのかもしれない。


Assessment2
SADBEは、Amesのテストでは、変異原性突然変異性)はなかった。
しかし、哺乳動物として遺伝子毒性慢性毒性生殖毒性がん毒性
などの研究が為されていない
つまり、SADBEの人間への潜在的毒性あるいは人間への催奇性
あるかどうかは理解されていない

Assessment3
人間への安全性についての分析が限られている。
SADBEに感作したときの副作用重度の皮膚湿疹腫れ
リンパ腫瘍
皮膚の色素変化等が含まれるが・・・。

Assessment4
尋常性疣贅
(いぼ)やaa円形脱毛症には多くの認可された物
治療に使用できる

Assessment5
1980年に初めて臨床報告がされて以来SADBEは、円形脱毛症
尋常性疣贅(いぼ)の実験的代替治療に使われてきた。しかし、
流行の様に広範に使用されている事の根拠は明らかでない

Assessment6
適用できる情報を考慮に入れると、円形脱毛症長期治療
SADBE効果的であると言う根拠は殆どない
SADBEを用いた円形脱毛症治療は、治療中には、外見的には有効な
髪の増加が見られる。しかし、治療を止めると髪は失われる
SADBEはverruca vulgaris尋常性疣贅(いぼ)の第2、第3の
代替治療法としては、可能性がある。

Z推奨
4つの判定基準によりSADBEを、原薬のリストに入れるべきか評価した。
1)化学的性質
2)安全性
3)薬化学業界での使用履歴

4)効果ありあるいは効果なしの根拠

それぞれの評価基準からの平衡のとれた評価は、
SADBEはリストに入れるべきでない」となった.。

このように述べられているFDA資料は少し古いものですが、
現在も実際に使われているものです。
NAAFの現在の記述にも、SADBEなどの局所免疫療法は、
アメリカ全土で適用されていませんとあります。

DPCPについても同じ様な記述です。

SADBEどの様な物か、少しわかっていただけたでしょうか
原薬のリストに入れるのも適切でないもの。

何度か警告してきましたが、そんなの関係ない!と使う方が
多いのです。幼い子供さんにも使っておられます!

どうしても髪の毛を生やしたいと言う気持ちは、よくわかります。
しかし、免疫の働きで一時的髪の毛が抜けてしまっているだけ
かもしれません。何度か繰り返すことはありますが、思い当たる
原因を取り除いて、薬など使わず、健康的な生活をすれば
髪の毛は、取り戻せると思います

危険な治療が、それを妨げていると思いませんか?

子供の将来について、そして更に次の世代について、
考えて行動したいと思いませんか?










 

SADBE塗布で酷い症状が起きたときや、指定の時間を経過した後
その取り除き方は、どのように指導されているのでしょう?

DPCPの場合は、CANADAのクリニックでの案内は知っているのですが、
何だか心配なのです。

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