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2008年09月17日

円形脱毛症の治療ガイドラインU

        円形脱毛症の治療ガイドライン
BAD
での評価の基準ABCDEと根拠の質TUV Wについて、記載しておきます。
推奨の度合い(Strength of recommendation)
A:療法を使う事を支持する十分な根拠(good evidence)がある。
B:療法を使う事を支持するある程度の根拠(fair evidence)がある。
C:療法を使う事を支持するには、根拠が不十分である。(poor evidence)
D:療法を使う事を拒否する(rejection)ある程度の根拠(fair evidence)がある。
E:療法を使う事を拒否する(rejection)十分な根拠(good evidence)がある。

根拠の質(Quality of evidence)
T:少なくとも一つの適切な無作為の(ランダムの)管理された治験による根拠。
U-@:よくデザインされ管理された治験だが非ランダムな治験による根拠。
U-A:よくデザインされたコホート研究または、症例で管理された分析研究一つ以上の
    センターあるいは研究グループによるもの
U-B:多数回長期の研究によるもの。管理されていない治験だが劇的な結果を
    得られたもの
    (1940年代のペニシリン治療導入結果の様なもの)は、
     この種の根拠となり得る。
V  :臨床実験に基づいた権威者の意見。専門委員会の研究や報告による根拠。
W  :方法論的問題(サンプルの数の不足あるいは追跡調査の長さの不足根拠の矛盾
    によって不十分な根拠によるもの

これらは、海外のガイドラインで使われており、日本でも参考にされています。
例えば日本皮膚学会のアトピー等のガイドラインにも同様の記述が見られます。
比較してご覧下さい。
                                   


      英国BAD円形脱毛症治療ガイドラインでの各治療法の評価 
                                                                 推奨の度合い     エビデンスの質
◆ステロイドを用いるもの
局所コルチコステロイド                      C           V

注射(内用)                             B            V
システミックコルチコステロイド(内服、パルス、複合)    C            V
◆局所免疫療法                          B            UーA



これらの評価から見えてくることは、
・今行われている治療と言うものが、Aではない!Tでは無い!と言うこと。
・つまり偽薬を使ってその効き目が実証されたものではないこと
・劇的に良い結果が得られたものでもないと言うこと。
・十分な根拠のある治療ではないこと
この病気は、自然な発毛脱毛繰り返すことからTの質の高い治験でも本当の
効果は実証不能といえます。
ですから今の治療理想の治療には程遠いものであることです。

       ステロイド内服について
○以前、患者会の一つJAACの役員の方に先生に聞いて下さいとお願いしました。
「自分の子供の治療にもステロイド内服を使いますか?」と。
「自分の子供だからとか、普通の患者だからと区別しない。
成長期の中学生くらいまでは、使わない。」と言う形式通りの答えでした。
高校生以上ならステロイド内服を勧めると言う意味の様です。
結婚、出産が迫っている年齢の子こそ、使うべきでないと、思っていますので?でした。
ご自身も息子さんもアトピーであった医師の取り組みと比較して残念な答えでした。

テレビで何人かの医師と共に順天堂大の小児外科の先生が取り上げられていました。
自分の子供だったらどうするかと常に考えて手術する」と真剣に話しておられました。
ただ、仕事で接する何百人何千人の患者の一人と思うのと全く違うその意識の仕方を
この病気を扱う人々にも持って欲しいと思いました。命には別状ない病気であっても。
インフルエンザの予防接種を学校で行っていた頃、一部の人だけそれを受けていなかった
それが、医師の子供たちであった新聞に載ったことを思い出しました。自分の子供には
絶対安全悪影響のない方法を取りたい。その様な気持ちを患者全体に持って行って
欲しいのです。「危険だけど一応発毛するし、まあいいか!」何て考えでは本当に困ります。)

○飛行機内での出来事
アトピー皮膚炎の子供を持つお母さんのブログを読みました。
ステロイド離脱リバウンドが一番ひどい時期に親子で海外旅行に行かれたようです。
ルルドに行かれたのです!完治を目指して!
飛行中にお子さんが、痒みのために泣き叫んでいたため医師が薬(内服薬)の提供
申し出たそうです。フライトアテンダントは彼の身分証名書を確認し、
「これは、ステロイドなどの危険な薬剤を含んでいません。」と一筆書かせて
手渡してくれたそうです

その薬剤に対する扱い や、ステロイドに対する見方に感心しました。

ステロイドについては以下の記事があります。
円形脱毛症とステロイド?
円形脱毛症の治療。ステロイドパルス?
円形脱毛症の最新治療を調べてみましたか?U スイスのステロイドパルス例
局所免疫療法にも記事があります。
DPCP治療in CANADA2008年3月の記事
日本でも、薬に対しての厳密な扱いが、必要でないかと思います。
危険な治療治療の効果についてには、インフォームドコンセントを徹底する
現代病と言われる不思議な病を少なくする助けになるのではないかと。
ステロイドは、劇薬指定されている薬です。それでもその扱いは?です。

それが、将来的にも良い結果を出せるものであるなら良いのです。
一時的に結果を出すものの将来的には大きなダメージを与え治療を止めれば
すぐに脱毛する。そのようなものなら、最初に詳しく率直に説明して欲しいのです
この病気、親元を離れてすぐの若者の罹患が多いように感じます。判断力の無い
初めての経験に戸惑っている若者薬漬けにする事は止めて欲しいのです。
一時的に生えて喜ばせて大きく突き落とすようなことは
心ある医師の登場を望みます。

今、難病指定義髪の補助など求めている患者会もあります。イギリスでは、かなりの
補助提供が行われていることをBAD皮膚科医のためのガイドラインで知ることが
できました。NAAFでも取り組まれており、税金の還付など州による違いがあるものの
日本よりはずーと進んでいると思えます。(NAAFのHP国際大会の記述の中にも)

しかし、危険な治療無駄な治療を止めることの方が先決ではないかと思っています。
次の世代に影響することの無いように!特にこの病気、女性ホルモンが
関係しているのか、若い女性患者が多く、治療途中で出産する方も多く見受けられます。
危険な治療負の部分更に背負い込むことの無いように、していきたいものです。
”危険な治療”BAD円形脱毛症治療ガイドラインにも述べられています。

難病指定されるには予算の枠が小さい事からも困難なようです
難病に認定されるのは、特殊な患者数の限られている病だけのようです。
国民皆保険制度維持がされるかどうかのこの時、難しさは大きいでしょう。
難病認定されたら、危険な治療更に加速されるのではないかとの懸念もあります。
患者は、費用がかからなければ積極的に治療を考えるでしょう。
医者にとっては歓迎するべきことでしょうが、患者にとって本当に有益かどうかは
疑問だと思っています。
(ある患者は、難病認定を裁判に持ち込みましたが、良い結果は、得られなかったようです。)

皮膚科と言う科は、MRICTと言ったものや大掛かりな手術などの必要は少なく、
経営的には、難しい科と言われています。大きな病院の中での発言力は小さいとか。
そんな事柄が動機となって、危険な治療沢山の患者を集中的に集めて行う様に
ならないか?長期的に無駄な治療行われていかないか?心配です!

BAD円形脱毛症治療ガイドラインに記載が無かった治療法>日本独自の
については、また次回円形脱毛症治療ガイドラインVで記事にします。

posted by ららららら at 11:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 円形脱毛症の治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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