2012年12月31日

なぜSADBE治療を望みますか?局所免疫療法?DLE?


未だにSADBE治療が多い様で残念に思います。

初めての場合、no treatment一番です!

最近、不妊治療を行っている人に急性びまん性脱毛症が特別多い事を見つけ、

円形脱毛症の原因ホルモン剤が大いに関係しているとの考えを強めました。

治療に使うステロイドなどのホルモン剤、免疫を抑制する為に使うのでしょうが、

一時的には効果的であっても、長期に使うべきではないと思います。

日本の皮膚科で使われるものでステロイドの他は、SADBEがあります。

幼い子供にも平気で使われていますが?大丈夫なのでしょうか?

毛のうを攻撃している免疫をより危険なものSADBEに向かせるdecoyの役割とか?


今回、SADBEと副作用で検索して出て来た情報があります。

アメリカの政府機関のもので、「円形脱毛症における局所免疫療法」についてです。

その中に

日本の独協大学の報告がありました。DLE患者が円形脱毛症を発症し

SADBE治療を行ったところ、更に問題が・・・。

私達の注意を喚起するものとして載せられていると思い、取り上げました。

(2008年PUB MEDの報告でしたが、今まで気づきませんでした。)


円形脱毛症における局所免疫療法」 

Internationnal Journal of Trichology2010

酷い脱毛症にも効果が有るものとして免疫療法が行われてきた。

その歴史を1965年から述べ、posion ivy等などや1976年から使われたDNCB、

それに代わったSADBE、DPCPについても述べられています。

(ご自身でお読み下さい!)一部だけ抜粋しています。
SADBE

SADBEはDNCBと比較しうる位強力な感作剤で、1979年、強力な接触アレルゲンとして

発見された。

工業的に用いられ、写真の乳化剤中の安定剤や曇り防止剤として使われてきた。

自然環境の中から発見され、化学物質との反応が知られていない理想的な免疫原と

考えられている。AA円形脱毛症やいぼの治療に用いられてきた。DPCPと違い

アセトン中で安定でなく加水分解の傾向があるので特殊な溶剤や添加物を必要とする。

高感作のサルモネラマイクロサムテストで突然変異性が無い事が明らかになった。

SADBEは、他の接触アレルゲンより高価。

調合過程で定義不能の不純物が発見された。しかし、SADBEの安全性を確認する為の

更なる動物実験が必要とされる。SADBEを皮下注射した後のネズミに発癌性の報告がでたからである。

SADBEは、局所ドライアイスや凍結療法、塩化カルプロニウム(副交感神経の興奮剤)、

セファランチン等と一緒に供されてきた。

SADBEは今、単独ではなく、むしろコンビ療法として重度のAA治療の選択肢として考えられる。

副作用

局所免疫療法には執拗な皮膚炎、痛みのある頚部リンパの腫れ広汎性湿疹腫れ

接触性白斑、そして蕁麻疹などの少しの副作用がある事は明らかである。

関節痛黄色変性である白髪DNCBによく見られる。処置した場所の

執拗な接触皮膚炎新生毛髪に色素変性が見られるのはSADBE使用時である。

AA円形脱毛症時のSADBEによって生じたアレルギー性接触皮膚炎により

DLEが重症化した例も報告されている。DPCPの使用によってdyschromia confetti

(紙ふぶき状の色素異常)が起きる事が言及されており、DPCPは、皮膚を通して吸収され、

体中に巡らされる可能性が示唆される。

しかしながら、局所に用いた後に血清や尿中に検知されないことが報告されている。



円形脱毛症患者局所免疫療法の為にSADBEを用いたことによる接触皮膚炎

DLEが劇症化

独協大学皮膚科

2008 Mar.    Pub MED

18年間のDLE病歴のある男性57歳。

円形脱毛症を発症しSADBEによる局所免疫療法を行う。

上腕に感作させ、低い濃度で塗布する。

2か月後、とに複数の赤いかさぶた状の部分ができる。

組織病理学的にDLEと診断される。

DLEは、種々の要素で悪化することが知られている。

太陽光、X線、タトウー、日焼け、湿疹を含むある種の皮膚trauma・・・でも悪化。

しかしながら、私達の知りうる限り、接触皮膚炎によるDLEの悪化は2例のみである。



DLE等の自己免疫疾患にはステロイドが用いられることが多いので、

円形脱毛症にはなりやすいのでしょう。

特に治療しなければよかったのでしょうが・・・。

更なる難しさを抱えてしまいました。

DPCPが皮膚表面にとどまらず体中に運ばれる点や

血清や尿中に見いだされなかった点。

SADBEDLEを劇症化させた点。

考えさせられることが沢山ありました。

それぞれの意味することを深く考える必要があります。

局所免疫療法は、アメリカ全土で適用されていません!と

NAAFが言っているのはなぜでしょう?

dyschromia confettiは、以前の記事オランダの局所免疫療法の記事で書きました。

http://ennkeidatumousyou.seesaa.net/article/110940771.html

白斑の一種です。


日本語での検索は思った資料が出て来ませんが、英語で検索すると

適切なものがすぐに出て来ます。Googleで検索しましたが、

SADBEと副作用を検索項目に入れました。

1ページ目にnlm.nihの資料もpub medの資料も出て来ました。

ネット上の辞書を使えば簡単ですのでみなさんも直接調べて下さい!

時間の無駄がありません!

治療は、良く考えて慎重に!

no treatmentで生活を整える事は、副作用もなく安心です。

ウイッグを使って、おしゃれを楽しみましょう!

子供には、将来的な安全を提供したいものです。






2012年12月21日

aa円形脱毛症 no treatmentで完治した人 30代女性


以前、ブログに治療経過を書いておられました。

今はそのブログの内容は無くなっています。

ある病院での治療。そこでは特殊な治療と鍼治療が行われていました。

彼女は、そこの鍼治療だけを選んでいました。

ステロイドなどの治療は行いたくないとの事でした。

なぜそこの病院なのか?鍼だけなのか良くはわかりません。

鍼施術者の技術が素晴らしい?とかの記述はどこかのブログに載ってたかな?


頭への鍼治療の写真も載せておられました。

もう完治して相当の時間が経つと思います。

この方の例を見て、no treatmentの確信を深めたのでしょうか?

正確には思い起こせないのですが、娘が発症した時には、完治しておられたと思います。

薬や他の治療は行っておられませんでした。

普通に生活しておられ、再発はない。
30代40代以上の人は完治しやすいとNAAFの記事でも読みます。

ある程度の治療をしても、治療の薬が体に影響しにくい?のでしょう。

ただ、その治療が効いたのではなく、それに耐えられた、自然治癒と思います。

(勿論、アレルギーの治療の為のステロイドや不妊治療などのホルモン剤を

使い続けているなら状況は違います。)






補足 
(昨年2014年秋のその方のブログでは、少し円形が出ていると書いておられます。
花粉症の薬が関係しているように思います。2015/1/23)
posted by ららららら at 09:33 | Comment(6) | TrackBack(0) | no treatment | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする